伊佐爾波神社の由来と歴史
日本三大八幡造の神社の一つで、国の重要文化財に指定される、豪華絢爛な社殿が見えてきます。創建は不明ですが、10世紀前半(延喜時代)の書物に既に記録されていたことから、1000年以上の歴史がある神社といわれています。
当初は南西200mの場所(現在の道後公園の敷地内)に建てられていましたが、14世紀前半ごろ、湯月城築城に伴って現在の場所に移されました。
- お賽銭を入れ、二礼二拍手一礼が参拝作法
勝負運が上がる神社
現在の社殿を建築したのは江戸時代の三代松山藩主、松平定長(まつだいらさだなが)です。弓の名手でもあった定長は、ある日夢枕に現れた八幡大神のお告げにより、江戸城で開かれた弓の競射で見事金的を射止めました。定長はその御礼として社殿の建替えに着手し、寛文7年(1667年)に完成させました。ここぞという時に参拝したい、勝負運の強さを感じさせる神社です。
- 135段の石段を登るので、よりご利益を感じます
22面もの「算額」が奉納
算額(さんがく)とは、額や絵馬に和算の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したものです。江戸時代中期に始まった風習で、日本独自の文化です。先人たちは数学の問題が解けたことを神仏に感謝し、益々勉学に励むことを祈願して算額を奉納しました。伊佐爾波神社には22面もの算額が残っており、武芸と数学の信仰が深い文武両道の神社といえます。
- 受験合格の祈願に参拝する方も多い
- 伊佐爾波神社のご利益
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- 縁結び
- 出世開運
- 商売繁盛
- 武勇長久
- 子育て大願
- 安産成就
- 技能向上
- 他