聖浄の地、放生園でひと息
放生園は伊佐爾波神社が現在の場所に移されたとき、境内の御手洗川の引水をたたえて「放生池(ほうじょうち)」という池がつくられたことから、聖浄の地とされてきました。現在は埋め立てられ「放生園」という名称の広場になっています。園内には、道後温泉の始まりだという白鷺伝説に基づく白鷺の足跡が残った「鷺石(さぎいし)」、明治24年から昭和29年まで道後温泉本館で実際に使用した湯釜からお湯が流れ出る「足湯」、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物たちが現れる「坊っちゃんカラクリ時計」、文学を通じて野球の普及活動に尽力していたユニフォーム姿の俳人 正岡子規像などがあり、見どころ満載です。
- 鷺石伝説にあやかり、白鷺の足跡を探してみよう
- 道後温泉のお湯が疲れた足を癒してくれる
- 足湯の利用時間は午前6時〜午後11時(無料)
- 道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしたカラクリ時計
- 午前8時から午後10時までの1時間ごと(土日祝日、年末年始、3月、4月、8月、11月は30分ごと)
- 野球が大好きだった俳人 正岡子規像
白鷺伝説について
道後温泉は白鷺が発見したと伝えられています。その昔、足を痛めた一羽の白鷺が、谷あいの岩間から湧き出ている温泉を見つけ、毎日その温泉に足を浸しているうちに、傷が癒えて勇ましく飛び去ったといわれています。これを見た村人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労が回復するとともに、病人もいつのまにか全快したことから、温泉を療養・湯治の場として利用するようになりました。この伝説によって白鷺が道後温泉の象徴となっています。
地元の作家さん手作りの開運グッズ
道後温泉観光会館では、地元の作家さんたちが手作りした開運グッズを販売。旅の記念にぜひお立ち寄りください。